【御礼】イベントを終えて
2021年12月11日の第3回ようこそフェスティバル。
沢山の方のご参加、ありがとうございました!
『全参加者に向けて』
会場の文化センターでは、3回目のようこそフェス。
利用する部分を毎回変更してきており、今回は大ホールホワイエでの即売会、中庭での展示やコス、大ホールでの演奏…これらは初の試みでした。ですが、参加者みなさんのお陰で滞りなく予定していたイベントが行えたと思っております。
細かな部分では、一般待機列が敷地外に差し迫ったり、入場管理が甘かったり、食事の機会が足りなかったりなど…運営側の想定不足を露呈させてしまいました。この辺りをボランティアスタッフや一般参加者の方が柔軟にフォローしてくださっていたことを自覚しており、申し訳なく思っております。
行き届かない部分が多々あり、すみませんでした。また、運営の力不足の部分を助けてフォローしてくださり、配慮や気配りをしていただき、本当にありがとうございました。
来れないけど気にしてくれていた方、応援してくださった同士、ルールやマナーを守ってくれた全参加者、全員が無事にイベントに参加できた思い出を持ち帰っていただけたのは、いま画面越しにこれを読んでくださっている全同士のお陰だと思っています。
ありがとうございました!
『ようこそフェスの人』
SNSでも伝えたとおり、運営やスタッフ、全員がただのアニメオタクです。これを読んでいる方と、何ら変わりないという認識で結構です。毎日、学校や職場に行ったり、炊事洗濯育児などの日常生活を送って、スキマ時間に好きなアニメを見て、高揚して、好きを共有できたらいいなと、いまを生きている。
たまたま今こうして偶然に集まって運営しています。
このステキなホームページも、ロゴも、アンサンブルの仕切りも、写真も、イラストも、カタログも交渉も『好き』とういう原動力だけで進めて、ようこそフェスティバルという本番で発表している。共有しています。
全員が参加者
これには、「あなたも私も彼女も彼も、ここにいる人は何一つ変わらない今を生きるオタク」という意味も込めています。
行き届かない点の言い訳にする気はありませんが、どうか引き続き温かい目で応援してくださると幸いです。
まだお礼の連絡ができていない方が多数います。カタログの奥付けに書かせていただいた運営に携わる皆様や力を貸してくれたクリエイターに改めて先にまずここでお礼を言わせて下さい。
いつも無理難題を押し付けてすみません。恥ずかしくてあまり直接言えないのですが
全員に本当にありがとう
『私たちの考える宇治』
皆さんにガッカリすることを伝えなければなりません。
私たち、ようこそフェスティバルは「宇治のために何かをする」という目的を持っていません。
宇治を盛り上げていく、地域の活性化、バスやタクシーの売上、商店街の売上、、、、それらは副産物です。そうなったらラッキー。そして最優先事項は、つまりイベント開催している理由と目的は、
参加者全員の好きを共有できる場をつくること
そして、それが全国金賞になること
宇治のために何かをする。
それはとてもステキなことだと思います。
ですが、私たちには荷が重すぎます。
そう思われていた方がいたらすみません、私たちには出来ません。
「宇治のためにもっと地域全体を考えて」
「宇治の人のためにもっとお金を落として」
それを強要しないでください。リソースがありません。
あなたがされてください。
先に述べたように運営は日常生活を持つ、あなたたちと何ら変わらないオタクです。お金も持ち出し、時間も睡眠時間を削りに削って今日に至っています。小さい子を育てながら手伝ってくれてる方もいますし、コロナ禍で職や環境が変わった方も運営にはいます。そこにそんな大それた目的を追加する余地はありません。
ただ、
宇治で開催させていただいている。そして沢山の方にお世話になっている。
これら厳然たる事実もあります。
それは会場の宇治市文化センターの方々、展示会会場の方、ポスターを貼らせていただいたりチラシを置かせて頂いてる店舗さま、商店街の方々、宇治市民の方で渉外や情報共有をしてくださる方々、店舗出店してくださった方々。
お金や労力の括りをを飛び越えての配慮や想いを、私たちに寄せていただいていて、ありがとうございます。
いつも熱心に私たちの話しに耳を傾けてくださってありがとうございます。
あなた方が居なかったら、私たちは一回目で潰れていたと思います。
恩人であり、常に感謝をしています。私たちを応援してくれるなら私たちも応えます。これからもよろしくお願いいたします。そしてそれが広がって「宇治のために…」という副産物が生まれるならそれは最高のこと。
そうなるといいなと。
ぼんやりと思います。
改めてありがとうございます!
『今後』
ちょっとまだ分かりません、アンケートにも入れている通り、東京での開催も考えています。
また、色々お話や提案を受けていて、このまま宇治でという選択肢もあります。
ひょっとしたら、心が折れて休むかも。
宇治のため。それが目的ではないと伝えたとおり、私たちは好きの表現でどことも比べない全国金を目指します。
そのために何がいいのかをいつも考えています。
宇治だけで開催していて、全国の人に宇治でやってる私たちの活動を知ってもらえるのか、とか
もっと人の多い所に出張として開催したらどうなるのかとか
運営メンバーが仕事や生活に支障をきたしてないかとか
沢山、思いを巡らせます。
ロームシアターで、メルパルクで、あそこでもやってみたいな…などと。
ですが、どこでやっても、何があっても、ようこそフェスの核は変わらないので心配しないでください。
「私の思ってたイベントと違う」
時に、そう思われる方がいると思います……でも、
私たちは何ら変わってないから気が向いたらいつでも帰ってきなよ。と先に言っておきます。
同じ時代に生きて、同じ場所が好きで、同じ作品たちが好き。
それらを今を生きる者として、目一杯に共有していけたら嬉しいです。
そして皆で集まれる場となっていければ幸いです。
『さいごに』
どこがあなたの地元でしょうか?
京都、東京、宇治?
京都駅から半径20キロ範囲は京都が地元と言える?
東京で生まれたから東京が地元でしょうか?
宇治に住民票を置いていたら地元と言える?
地元は1人1つだけ?
地元=故郷
それは心にいつも在る場所のこと、だと思います。
ようこそフェスティバルには全国から沢山の人が来られています。
北海道から九州から、東京から北陸から。
全員、生まれも世代も住まいも違います。
その来てくれたみんなが『宇治は地元。ここは心の故郷の1つ』と、想えますように。
ここ宇治に、今回足を運んでくださった方のなかに
少しでもそう思ってくれる人がいて、あなたの好きを共有できる地元であり聖地となっていたら幸いです。
『私たちが、生まれる街、生まれた街。』 宇治
ここに集まってくださり、たくさん助けてくださり、ステキな思い出と機会を有難うございました。
photo : @Cepa_travel